あっというまに。

11月。
人事異動で異動してからというもの、毎日の「6時起き」もあまり気にならなくなってきた。新しい部署での仕事はというと、10月14日に本社に異動して20日に本社の組織替え、それに伴い担当部門の変更となり、14日から行っていた「引継ぎ」がまったく意味をなくし・・・結局あまり進んでいない。

「何をすべきか」ということも明確にされないまま、過ぎていく中「今に忙しくて帰れなくなるよ」などと先輩からお声をいただく。実際問題、「何が忙しくなるのか」もわからず、「わからないことは聞いてください」と言われている。

「この部署には決まったスケジュールというものがないのか？」
「何で疑問に思わないのか？」
「もっと効率のいい仕事方法があるんじゃないのか？」

など、外部から入った私には、まったく理解できないことが数多くある。まあ、お互いはなさないと理解できないこともあるし、私もこの部署では「素人」であり「新入社員」とかわらないので、できるだけコミュニケーションをとろうと心がけている。先輩社員も疑問には思っているらしいが・・・毎日の仕事で精一杯で「流されている」らしい。

特に会議資料は膨大だ。月末はこの作業に追われている。こんなに忙しく働き、情報が詰まった会議資料を、現場ではあまり利用していないのが悲しい。それとも、このいろいろな情報は現場では役に立たないのか・・・。では、この作業にとらわれる時間は無駄なのか？


現場で「7年半」過ごしてきた私は、本社と現場の両方を見ている。

「外から見た世界」と「中から見た世界」

先輩社員も同じ経験をしている。みな「外から中」に入ってきたのだ。同じ様な疑問をきっと持っただろう。忙しさの中、忘れてしまうのだろうか・・・

今のところは、「自分にできることは何なのか」を考えながら、基本的な仕事をマスターしていこうと思う。